おでこのシミ

しみのできやすい部位として、一般的な部位は頬や目じりなどですが、それ以外ですと、意外としみができやすい部位として、おでこがあります。髪型などにより、かなり目立つこともあります。ここでは、おでこにできるしみについて解説します。

シミ

しみの部位:おでこ

目次

おでこにできるしみの原因とは?

おでこにできやすいしみには、どのようなものがあるでしょうか。

1.しみの性質

おでこにできやすい性質のしみがあり、それらは頬や目の外側、時に鼻の下やおでこにも左右対称性に広がっている場合があります。このしみは、女性ホルモンのバランスが大きく影響してできることが知られ、例えば妊娠や出産、避妊や生理不順の治療などを目的としてピルを服用したことなどをきっかけに濃くなったり、ある程度の年齢に達して、閉経を迎えた時にはそれに伴って薄くなったりすることもあります。もちろん紫外線など女性ホルモン以外の影響もあると考えられますが、女性に圧倒的に多く見られることからも、主要因は女性ホルモンという可能性は高いでしょう。

2.紫外線

おでこを出すヘアスタイルをしている方にとっては、紫外線が当たる部位。紫外線が原因となるしみ「老人性色素斑」(老人性と呼ばれてはいますが、日光黒子とも呼ばれ、若い人にもできることがあります)がおでこにできることもよくあります。

3.けがや炎症の色素沈着、ほか

おでこのけがや、炎症を起こしたニキビなどの跡に、色素が沈着してしみになることもあります。また、医学的な根拠ははっきりしないものの、ストレスが多い生活を送っている方は、おでこにしみができやすいともいわれています。

おでこのしみができないようにするためにはどうしたらいいの?

自分で日常的にできるしみの予防法としては、顔のほかの部分とあまり変わりません。

1.紫外線予防

これは、多くのしみに、極めて有効な予防方法です。

2.ターンオーバーの乱れを改善させる

しみは肌のターンオーバーが乱れることによって起こる場合もありますので、このターンオーバーを整えるために ・規則正しい生活 ・十分な睡眠 ・たんぱく質や亜鉛など、肌を作るのに必要な物質を食生活に取り入れること には、気をつけましょう。 また、特におでこのふちの部分は、日焼け止めやメイクアップが残りやすい場所ですので、念入りに隅々までクレンジングや洗顔をしてください。

おでこのしみができてしまったら

おでこにしみができてしまったら、顔のほかの部分と同じように、できたしみの種類によって、ハイドロキノンの軟膏やクリーム、ビタミンCの内服や外用薬、トラネキサム酸製剤を使用するなどの方法をとることになります。より早く何とかしたい、あるいはかなり濃いしみで薬ではあまり効果がない、といった場合にはレーザー治療など、より専門的な治療を行うことになるかと思います。

オラクル美容皮膚科のシミ治療はこちら

まとめ

まとめ

おでこのしみとはいっても、扱いや治療は顔のほかの部分にできたしみと、あまり変わるところはありません。
ただ、おでこのしみは、見逃されがちな部位で、気づいた時には結構濃くなっていた、ということもたびたびあると思います。また、髪型によってはあまり目立たないものですが、おでこを出す髪型が好みの方や、前髪をおろすとニキビができてしまうという方にとっては悩みの種になりそうです。美しいおでこは知的な感じもして、とても感じのよいものです。見えない場合もきちんとケアしておきたいものですね。

この記事の監修医師

院長
オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
経歴
2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める
所属学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
医師紹介はこちら

関連する施術はこちら

セルフケアでは得られない!「美容皮膚科」のシミ治療。すぐに効果を実感したい方は「オラクル美容皮膚科」へご相談ください。

美容皮膚科で美肌治療をお考えの方

オラクル美容皮膚科は、カスタム美容治療プログラムを提供する美容皮膚科です

pagetop