くすみに化粧下地を活用
顔のくすみがどうしても気になるとき、皆さんはどのようにしていますか？気温が低かったり血行が悪いためにくすんでいるような状態であれば、顔を温めたりマッサージをしたりする場合もあるかもしれません。ただ、それだけで解決はできない場合もありますよね。
省力しがちな化粧下地。くすみを隠すならマストだった？
目次
くすみは化粧品でどうやって隠す？
どうしても顔がくすんでしまっているような場合、女性であればやはりとりあえず、お化粧品でカバーしようとする場合が多いのではないでしょうか。顔色が悪かったり、くすんでしまうことが多い方は、もうすでにくすみに対する自分なりの対処法を持っている場合も多いと思います。あなたの場合は、それはどんなお化粧品をメインにしたものでしょうか。
ファンデーションやコンシーラーなどのベースメークで目立たなくする、といった方法でしょうか。それとも、ハイライトをどこかに加えたり、チークやアイシャドウなどでくすみとは別の部分にポイントを作ってそちらに目を向ける、といった方法でしょうか。
どちらも有効な方法ですが、二つの方法を組み合わせることによってより自然に、効果的にくすみが隠せるのではないかと思います。
化粧下地でくすみをカバーする
化粧下地は、忙しい方の中には省略してしまう方もいらっしゃるようなのですが、実は忙しい方こそ必ず使ってほしいアイテムです。
それはなぜかというと、しっかり下地を使ってあげることで、ファンデーションのノリやつき方が格段に改善するということもありますし、そればかりではなく、気になるくすみも目立たなくする効果もあります。なぜ、化粧下地を使うことでくすみが目立たなくなるかというと、それは化粧下地には皮膚の表面を滑らかにしてお肌の細かいアラを隠してくれる効果があるからです。
また、肌色を全体的にならして均一に見せてくれる効果もあります。
さらに将来的にくすみの原因となる、ファンデーションが毛穴に残ってしまうことを予防し、メークを洗い流すときにつるんと落ちやすくしてくれる効果もあるのです。
化粧下地の正しい塗り方
このようなうれしい効果のある化粧下地、ぜひ省略したりしないで使用したいものです。
より化粧下地の効果を増すために、使用の仕方でいくつか気を付けたいポイントがあります。例えば、朝、洗顔し、ローション、美容液、乳液やクリームなどで保湿を行いますよね。
急いでいる場合、ついここで慌てて化粧下地を塗ってしまいがちですが、ここで数分待って保湿成分を肌になじませてから化粧下地を使うようにします。ちょんちょんと顔の高くなっている部分（鼻の頭や額、頬骨やあごなど）に化粧下地を適量載せて、薄く丁寧に、きれいに化粧下地をのばしたら、ここでもすぐファンデーションを塗らずに一旦肌を休ませるのがポイント。
このひと手間で、化粧下地のくすみを隠してくれる効果、化粧のりを改善してくれる効果などの本来の効果がフルに発揮できます。
まとめ
化粧下地は、頭では何となく使ったほうが良いとわかっていても、忙しい朝の手順を一つでも簡略化したかったり、どうせ外から見てもわかるものじゃないしと感じたりして、一回切らしてしまったのをきっかけに使うのをやめてしまったりすることが比較的多いアイテムだと思います。ただ、化粧下地は使うのと使わないので仕上がりに大きな差がつくアイテムでもありますし、日中メークが圧倒的に崩れにくく、面倒なメーク直しを大幅に減らせるというメリットもあるのです。こういった点から、くすみなどを目立たせず、きれいでいたい人はもちろんのこと、日中のメークの白浮きや崩れをできるだけ抑えて、楽をして過ごしたい方にも必須のアイテムと言えそうですね。
この記事の監修医師
- 院長
- オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
- 経歴
- 2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務（標榜医取得）
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める - 所属学会
- 日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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