コンシーラー
みなさんは目元のクマが気になることはないでしょうか?
寝不足だったり、過労気味の時はもちろんのこと、そうでなくても年齢とともにクマが気になる日が増えてしまうことはありますね。そのような時、どうしていますか?
ここではもっとも手軽で、女性ならお化粧道具の一つとしてお持ちの方も多い「コンシーラー」によるクマの解消法について説明します。
クマの解消にはコンシーラーがオススメ!
目次
コンシーラーの種類と選び方は?
朝目が覚めて、お化粧をしようとしたら目の下に大きなクマが出来ていた…といった場合に、女性の皆さんが応急処置として想いつくのがコンシーラーではないでしょうか。
非常に若い方や、くすみのない肌の方はあまり縁のないメイク用品かもしれませんが、大体成人女性の化粧ポーチには入っていることが多いと思われるこのコンシーラー。
おなじみの方も多いと思いますが、ベージュ系、黄色系、グリーン系などいくつもの色味の系統があり、質感もパールの入った艶やかなものからマットなものまでいろいろな種類があります。
また、自然な仕上がりのものから、もともとの肌の色味があまり伝わらないほどしっかりカバーしてくれるものまで、カバー力も商品によって差があります。
クマにはどんな色のものがある?
実は一口に「クマ」といっても、色味は決して一通りではありません。
クマといえばなんとなく、肌がくすんだような青黒いイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、 青っぽいもの、茶色っぽいもの、赤っぽいもの、黒っぽいものが代表的で、それぞれクマができる原因もケア方法も異なりますので、それぞれに合った対策が必要になります。
例えばデパートなどのお化粧品カウンターでは、赤ら顔の気になる方は黄色系やグリーン系を勧められることが多い、と言ったように、カバーしたい地の皮膚の色×コンシーラーの色の組み合わせによって、効果的なコンシーラーの使い方というのも存在します。
次章ではコンシーラーの使い分けについて詳しく説明していきます。
クマの種類別!どんな色のコンシーラーを使うのが効果的?
・青クマ×橙色
あくまで一般論にはなりますが、例えば「クマ」と聞いて一番思いつきやすい青クマ。
目の周囲の血行があまり良くなく、毛細血管にうっ滞した血液が目の周囲に青く透けてしまうタイプのクマをいいます。
この青クマには橙色のような系統のコンシーラーを使うとうまく青さを中和し、健康的に見せてくれることが多いと言われています。
・茶クマ×黄色
目をこすったり、日焼けをしてしまった場合に起こりやすいと言われるメラニン色素が沈着して起こる茶クマ。このタイプには、黄色っぽい色味のコンシーラーが比較的ぴったりくることが多いと言われています。
・黒クマ×ベージュ
たるみによって影が出来てクマになってしまっている「黒クマ」にはベージュ系がカバー効果が高いと言われています。
・赤クマ×黄色、グリーン
目の下が少し酔ったように赤くなっている「赤クマ」には赤ら顔同様、黄色系、グリーン系が適していると言われます。
ただ、これらはあくまで基本ですので、ご自身のお肌の感じやメイクの傾向なども考慮に入れたうえで自然なものを実際に肌に乗せてみたうえで選択することが重要です。
コンシーラーでクマをカバーすることのメリット&デメリット!
コンシーラーでクマをカバーするメリットのうち、一番大きなものはその即効性と手軽さではないでしょうか。
クマを発見したときにすぐ自分で隠せる手軽さはありがたいものですし、その日一日、クマを必要以上に気にせず過ごすことができます。
反対にデメリットは、自然にクマを隠すのに多少、テクニックが必要になること。コンシーラーを使う以上、何らかのファンデーションも必要になることから、休みの日でもフルメイクに近い手間がかかることでしょうか。
まとめ
どうしてもクマが目立つと、老けた印象あるいは疲れた印象になってしまいがちですね。
上手に使えば、この嫌なクマを瞬時に目立たなくカバーしてくれるお助けアイテムがコンシーラーです。
メイク用品としてはやや難易度の高い印象があり、敬遠される向きもあるようですが、うまく使いこなせれば本当に便利です。
明るい、光の入る鏡を見ながら、完全に隠そうとしないで軽くカバーするつもりで使えば大きな失敗も少ないですから、クマにお悩みの方は一度トライしてみてはいかがでしょうか。
この記事の監修医師
- 院長
- オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
- 経歴
- 2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める - 所属学会
- 日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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