美肌に悪い食べ物
美肌になるためには、肌のスキンケアはもちろんのこと、バランスの良い食生活を送ることが基本です。さらに、食生活が乱れると、肌トラブルばかりでなく、生活習慣病などをも引き起こしてしまうのです。
肌のトラブルや、生活習慣病などを防ぐためには、主食、主菜、副菜、また、乳製品や果物をバランス良く摂取することが大切になってきます。では逆に、肌に悪い食べ物とは、どんなものがあるのか、代表的なものについて解説していきます。
体の冷えや、肌の老化を促進する美肌に良くない食べ物とは?
目次
ニキビができやすい食べ物は?
まず、美肌の大敵といえばニキビではないでしょうか。ニキビの悪化につながる食べ物としては、
- ・スナック菓子
- ・ファストフード
- ・カフェイン
などが挙げられます。糖分や脂肪分が極端に多い食べ物は、皮脂の分泌を促進させてしまうことがあります。皮脂の過剰な分泌により、ニキビはどんどん悪化してしまうのです。
また、カフェインを過剰に摂取してしまうこともニキビ悪化の原因となり、身体にとって大切なビタミンやミネラルが体外に排出されてしまうのです。そうすると、皮脂の分泌が増え、ニキビ悪化につながってしまいます。
コーヒーやファストフードは、「肌の老化」を早めている?
カフェインには、抗酸化作用をもつビタミンCを壊してしまう効果があり、肌の新陳代謝を遅らせてしまうことがあります。そのため、カフェインの過度な摂取は、美肌にとって天敵といえるでしょう。
また、揚げ物、スナック菓子、ファストフードなどには脂肪分が多く含まれており、摂取し過ぎてしまうことで、肌は酸化し老化が進み、コラーゲンの生成も妨いでしまうため、美肌にとっていいことはありません。
さらに、しわやたるみには、ビタミンC、鉄分、タンパク質を摂取するとよいのですが、逆に、糖分や脂肪分を多く摂取してしまうと、肌を酸化させて、肌の老化につながってしまいます。
うるおいのある肌を手にいれるためには、保湿する力を持つヒアルロン酸を含む食べ物を摂取すると良いでしょう。
冷えによる乾燥肌を招く食品は?
美肌になるためには、乾燥も大敵ですが、身体が冷えると血行が悪くなります。すると肌の代謝が悪くなることにより乾燥を引き起こします。そのため、体を冷やしやすい生野菜や冷たい飲み物などの摂取のし過ぎは控えましょう。
基本的に冷たいものをたくさん摂取することは、全身が血行不良となり、老廃物を排出しにくくなり、美肌にとってマイナスでしかないのです。
アルコールを摂取し過ぎても、肌の水分が不足し、乾燥肌を招いてしまうことになります。
まとめ
肌に悪い食べ物がどのようものを解説しました。この中には多くの方の好物であるものや、日常的によく口にするものも含まれていたかもしれません。
もちろん、これらすべてを一切口にしてはいけないということではなく、ポイントはどんな食べ物も過剰摂取しないこと、ビタミンやミネラルなどをバランスよく食事をとることが何よりも大切になってきます。
お肌の調子が悪いなと思った時は、ぜひ、ご自身の最近の食生活を振り返ってみて見直してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修医師
- 院長
- オラクル美容皮膚科 院長 古市 雅子
- 経歴
- 2004年3月 東海大学 医学部 卒業
2006年3月 東海大学医学部附属病院 臨床研修 終了
2006年4月 東海大学医学部附属病院 麻酔科医勤務(標榜医取得)
その後、美容皮膚科にて院長などを歴任
2017年4月 オラクル美容皮膚科 東京新宿院 院長を務める - 所属学会
- 日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会
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